『式師戦記 真夜伝』
登場人物
※新たに追加したものだけでなく、追記したキャラクターにも、 を付けています。
目次:(*はダウンロード版のおまけ番外編に出てきた人物)
【式家】
一式家 真夜・臣彦・判鳴
・果月 ・ 禾右衛門・桂政
二式家 裟摩子・康隆
三式家 棗
四式家 玲祈・鞠
・衿子
五式家 鎮破
・治将
【奉家】
六奉家 鶴史
・史眞
七奉家 凪火
八奉家 濱甲
・千賀矢
九奉家 遊馬
十奉家 千冬・征生
【祓い師御三家】
三枝家 咲・*涼・輝武
佐伯家 誠人・夕美・乙八・誠子・ 穂純
川間家 暁哉・ 遥・彷徨・辰朗・戌圭
【他】
友人達 樫山実佐子・森晶菜
? 円茶亀・是・ 暮
守名 仁・小春
睦夷家 匡悟
【番外編】
ソメイヨシノ 八重・史織
【式家】
◆一式家
隠し名として、普段外では「逸色」としている。
一式真夜《いっしきまや》:
17歳 公立陵ヶ河原高校2年生で書道部所属。
式の力を持つ式師。
小将−卯木・仂・浜雛
呼び方−「真夜・まーちゃん」
いつでも明るくて喜怒哀楽が激しい。結構な無鉄砲、おおざっぱであるのに頑固。
最初の殺しは幼い頃、一式に仕え真夜の世話役をしていた
佐伯乙八と、それに連なる一族を兇の呪いから救うために、
祖父に命じられ手に掛けた過去をもつ。
今は夏の始めに訪れた山の麓の守房《かみのぼう》での一件
で受けた強い兇のせいで前戦での戦いを休んでいる。
一式臣彦《いっしきおみひこ》:
24歳 薬科大学卒業後、薬師を目指して修行中。真夜の兄。
小将−???
ごく普通の好青年。ただ妹の真夜に対してどう接していいか
分からなく、いつもギクシャクしている。
長男であるが式の力を持たなず跡目は妹の真夜が継ぐ
ことに。
大学卒業後は一式の離れを自室としている。
一式判鳴《いっしきさだなり》:
49歳 真夜の父親で一式家の現当主。
職業は逸色流書道家。
小将−???
怒っているわけではなくても常に怒っているように思われ
がちな顔をしている。結構頑固。
跡継ぎであり式師である真夜には人一倍厳しい態度をとって
しまう。
妻の果月とは大恋愛の末結婚。
一式果月《いっしきかつき》:
48歳 真夜の母親。専業主婦。
現代版良妻賢母といった人物。夫にも子ども達にも常に
いっぱいの愛情を注いで支えている。
判鳴とは大恋愛の末結婚。
一式禾右衛門《いっしきのぎえもん》:
旧名“禾政《のぎまさ》”という。
80歳 真夜の祖父で、判鳴の父。前一式家当主。
職業は逸色流書道家だが、ほとんど隠居の身。
息子の判鳴とそっくりだが、孫の真夜や臣彦には甘い
ところも。
真夜の祖母と結婚する前に恋人がいたが、家の事情で
別れた。
一式桂政《いっしきかつまさ》:
禾政の父で、職業は逸色流書道家。
◆二式家
隠し名として、普段外では「錦」としている。
二式裟摩子《にしきさまこ》:
14歳 中学2年生 式の力を持つ式師。
小将−???
呼び方−「裟摩子・さまちゃん」
おとなしくておしとやかで、いかにも名家のお嬢様という
感じの女の子。
式師としての自信を持てないことがそれに拍車を掛けており、
いつも式師としての自分に悩んでいる。
二式康隆《にしきやすたか》:
8歳 裟摩子の弟で小学2年生。
呼び方−「康隆・チビちゃん」
◆三式家
隠し名として、普段外では「水拭」としている。
三式棗《みしきなつめ》:
22歳 大学を卒業して茶道水拭流の修行中。
式の力を持つ式師。
小将−轢・茉・恭世・惟揺
呼び方−「棗・棗さん・なっちゃん」
見た目は深窓のご令嬢という感じだが、芯が座っていて、
時には夜や玲祈の無茶ぶりなどに怒ることもある。
◆四式家
隠し名として、普段外では「司敷」としている。
四式玲祈《ししきれいき》:
16歳 高校2年生。式の力を持つ式師。
小将−八ッ森・洲播
呼び方−「玲祈・玲祈くん・れーき」
まだまだやんちゃさが抜けないようなお調子者少年。
何があっても動じないというか、向こう見ずなところも。
真夜が好きで、実の姉の鞠が少々苦手。
四式鞠《ししきまり》:
21歳 玲祈の姉で大学3年生。式の力を持つ式師。
小将−???
呼び方−「鞠・鞠ちゃん・姉ちゃん」
ノリや性格は真夜とほんとんど変わらないおてんば姉ちゃん。
今は家から離れて専属祓い師の遥と寮で二人暮らしを
しながら、別な面での式師としての修行をしている。
四式衿子《ししきえりこ》:
45歳 玲祈・鞠の母。四式現当主。
あっさりかつさっぱりした性格で、玲祈や鞠が何かしでかして
もさほど動じない。
昔、現役時代判鳴を好きだった。
◆五式家
隠し名として、普段外では「古飾」としている。
五式鎮破《ごしきしずは》:
19歳 大学2年生。式の力を持つ式師。
小将−鎖景・銘景
呼び方−「鎮破・しーちゃん・しずちゃん」
至ってクールで冷静沈着、かつ真面目。
ある意味一番努力と根性の人物。
いつも真夜にはイヤミとも取れる言い方をするがその裏には
隠れた感情があると思われる。
普段、伊達眼鏡をしている。
五式治将《ごしきはるまさ》:
鎮破の父で、五式の当主。判鳴とは親友と呼べる仲。
【奉家】
◆六奉家
隠し名として、普段外では「麓峰」とし、一式に付いている。
六奉鶴史《ろくほうたずし》:
18歳 公立陵ヶ河原高校3年生で書道部部長。
式の力を持つ守師。
小将−???
明朗活発だが趣味は渋好み。やや心配性気味だが以外と
物わかりのいい少年。
真夜や咲があまり部活に出れない時(いつも)融通して
くれる。
六奉史眞《ろくほうしま》:
鶴史の父で、六奉の当主。
◆七奉家
隠し名として、普段外では「疾宝」とし、二式に付いている。
七奉凪火《しっぽうなぎか》:
16歳 高校生
小将−???
◆八奉家
隠し名として、普段外では「白鳳」とし、三式に付いている。
八奉濱甲《はっぽうはまかつ》:
23歳 一応働いているらしいが。 式の力を持つ守師。
小将−???
おおらかで人情にモロく、純情な青年。顔のせいでもう少し老けて見れれる。
学生結婚した奥さんがいる。
守名仁とは親しく、よく守房までお茶飲みしに行く。
人当たりもよく誰にでも優しく相手をしてくれるので、
小さい頃から真夜や玲祈が遊んでもらったりしていた。
八奉千賀矢《はっぽうちかや》:
17歳 濱甲の妻。現役高校生。
◆九奉家
隠し名として、普段外では「久某」とし、四式に付いている。
九奉遊馬《くぼうゆま》:
11歳 小学五年生。 式の力を持つ守師。
小将−???
やんちゃざかりだがちょっとシャイ。
◆十奉家
隠し名として、普段外では「述邦」とし、五式に付いている。
十奉千冬《じゅっぽうちふゆ》:
15歳 中学三年生。 式の力を持つ守師。
小将−???
いつもお高くとまっている感じの、高慢で生意気な女の子。
鎮破が真夜をかまうことが気に入らなく、真夜や玲祈には
手厳しい。
十奉征生《じゅっぽうまさき》:
千冬の父で、十奉の当主。ちょっと性格が破綻気味。
【祓い師御三家】
◆三枝家
祓い師御三家の1つで、三枝経原《つねはら》の末裔で、
大きな神社。
三枝咲《さえぐささき》:
17歳 公立陵ヶ河原高校2年生。
真夜の親友兼専属祓い師。
呼び方−「咲・さっちゃん」
おっとりとしてみえる外見とはウラハラに、きっぱり
はっきりした性格で、怒らせると怖い気丈な女の子。
13年前から祓い師として真夜の家に住んでいる。
三枝涼《さえぐさりょう》:
19歳 咲の姉で、今は大学の栄養科で料理を学んでいる。
咲にそっくりな性格で、こだわっている事には妥協を許さない。
いずれは実家の神社を継ぐが、今は好きなことをしている。
三枝輝武《さえぐさてるたけ》:
72歳 咲や涼の祖父で、七代目三枝経原を襲名している。
◆佐伯家
祓い師御三家の1つで、佐伯道方《みちかた》の末裔で、
陰陽道系の家柄。
佐伯誠人《さえきまさと》:
28歳 一式に仕え真夜の世話役をしている。
呼び方−「佐伯・佐伯さん・誠人くん」
すごく心配性で真夜がカスり傷程度を負うだけでも気が
気ではない。が、根は至って天然生真面目男。
今は本家とはほとんど関係なく、身重の妻夕美と暮らしている。
佐伯夕美《さえきゆみ》:
28歳 高校からの付き合いで大学卒業と同時に誠人と結婚。
佐伯乙八《さえきいつや》:
誠人の父で、生前一式に仕え真夜の世話役をしていた。
呼び方−「乙八さん・爺や」
13年前の一件での兇を祓った妻誠子は、兇の強さが身体を
蝕み、誠子の死後夫の乙八にまで影響してきた。息子や一族、
仕えている式にまで兇の手が及ぶ前にと、自ら望んで真夜に
殺された。
佐伯誠子《さえきせいこ》:
誠人の母で、佐伯の血筋(乙八は婿養子)で祓い師。
13年前の一件での兇を祓ったことで、兇の強さが身体を蝕み、
夫の乙八より半年早くに死んでいる。
佐伯穂純《さえきほずみ》:
2?歳 九代目佐伯道方を襲名している。
普段人前では、男の格好はしているものの、れっきとした
女性。
◆川間家
祓い師御三家の1つで、川間吏蓉《かわまりよう》の末裔で、
仏道の家柄。
川間暁哉《かわまあきや》:
20歳 四式で玲祈の世話役兼専属祓い師をしている。
佐伯と負けず劣らずの性格で、いつも玲祈の行動にハラハラ
している。大学はいかずにずっと玲祈の世話見ている。
四式家に姉の遥とともに住み込みで玲祈の祓い師をして
いる。
川間遥《かわまはるか》:
21歳 暁哉の姉で、鞠の親友兼専属祓い師。
呼び方−「遥・ハル」
気が強く、親友の鞠に容赦ないお目付役。頭も良くいつも
鞠が泣きついている。
高校の頃は鞠とは真夜と咲のような感じだったが、
今は鞠も落ち着いてきたので、鞠に対して怒ることは少なく
なった。
現在鞠とともに大学の寮暮らしをしながら、鞠のやっている
ことを支えている。
川間辰朗《かわまたつあき》:
19歳 鎮破の親友兼専属祓い師兼運転手。
暁哉・遥とは又従弟。
至って根明以上に軟派に近い軽い感じの男。
本人としてはシャキっとしているつもりなのだが、
どうも絶対に軽い奴に見られがち。
趣味はナンパ、もとい友だち作り(笑)
大学いかずに祓い師修行と本人は言っているが、ある意味
プー太郎だろうと誰もが思っている。
又従兄の暁哉とは仲がいい。
川間戌圭《かわまいぬよし》:
?歳 暁哉・遥兄弟の父で、辰朗の大伯父にあたる。
【他】
樫山実佐子《かしやまみさこ》:
17歳 公立陵ヶ河原高校2年生で真夜と咲の友達。
森晶菜《もりあきな》:
17歳 公立陵ヶ河原高校2年生で真夜と咲の友達。
円茶亀健雄《まるさきたけお》:
?歳 情報・仲介屋?
常にこじゃれたTシャツやら作業着もどきのズボンをだぼだぼ
に着こなし、ツリガネ草をひっくり返したような帽子を、表情が
うかがえないくらい深くかぶっている
テンションがいつも高くて、未だ正体の分からない謎の人物。
式行の依頼を持ってくる1人。
是《ぜ》:
?歳 情報・仲介屋?
呼び方−「是のオヤジ」
式行の依頼を持ってくる1人で、見た目は壮年のがりがり
オジン。
いつもレトロな喫茶店で待ち合わせ。
真夜らはこの人物から微量だが小将の気配を感じていること
など、円茶亀以上に謎な人物である。
暮《くれ》:
?歳 式行の依頼を持ってくる1人で、若い女の人。
何をしている人なのか、どういう人物なのかは分からないが、
時々依頼に姿を現す。
◆守名
瑠璃玉を作る玉匠の流派の1つ。
守名仁《かみなじん》:
24歳 玉匠。
山の麓の工房“守房”で犬の小春と暮らしている。
呼び方−「仁ちゃん」
長めの髪をバンダナでまとめている美丈夫で色白。
性格・頭脳ともに結構な切れ者である。
小春《うらら》:
仁の飼っている犬。ゴールデンレトリーバーのメス。
◆睦夷家
睦夷匡悟《むついきょうご》:
28歳 睦夷病院の跡取り息子で外科医。
軽口に不敵な笑みを揃え、無造作に切ってオールバックに
している髪と無精ひげをはやし、眼鏡をかけている。
番外編
*ソメイヨシノ
深森八重《みもりやえ》:
16歳 女学生。
夢中になると周りが見えなくなる性格。
思わぬ縁で逸色禾政と出会う。
史織《しおり》:
?歳
禾政とは親しい間柄にあるらしい女性。
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